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バーンスタイン [音楽]

昨夜から土曜3週連続,NHKハイビジョンでレナード・バーンスタインの特別放送を企画している。
初回は,映画「ウェストサイド・ストーリー」,1976年「フランクフルト・コンサート」その他だった。

私はバーンスタイン大好きである。クラシック聞きはじめの時期は,若きバーンスタイン売り出しのころで,
ちょうど,映画「ウェストサイド・ストーリー」が公開された。
ミュージカル映画は好きではなかった。日常生活にいきなり歌いだすシーンは,いかにも非日常だから
である。
しかし,「ウェストサイド」は,その後,ジャズやクラシック演奏会にも取り上げられ,昨夜の「フラン
クフルトコンサート」でも,「シンフォニックダンス」として,演奏会用組曲として演奏された。

バーンスタインは開けっぴろげな人らしく,当時,楽壇を二分していた,カラヤンに対して,ニューヨーク
・フィルの指揮はさせたらしいが,一方カラヤンは,ベルリン・フィルをバーンスタインに指揮させることは
なかったらしい。お二人の性格が見えるような気がする。

昨夜のコンサート,圧巻は,ガーシュインのラプソディー・イン・ブルーだった。
バーンスタインのピアノ弾き振りである。プレヴィンの弾き振りもいいが,バーンスタインは別格,
視覚要素満点。
シンフォニック・ダンスも映画を観た後だっただけに,音楽を聞きながら映画がオーバーラップした。

彼は,作曲,ピアノ,指揮,音楽教育など超一流の人である。
カラヤンは帝王,バーンスタインは天才である。

亡くなる少し前に,タングルウッド音楽祭で演奏した,ベートーヴェンの第7を聞いたことがある。
ゆっくりしたテンポで悠然とした演奏である。そのCDが廃盤で手に入らないのが残念である。



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