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ミサ・ソレムニス [音楽]

昨夜から雨,午後には雪が降るとの予報が出ている。
朝から明日の仕事の準備をし,ザルツブルグ50周年記念25枚セットの19,20枚目の
ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス 荘厳ミサ曲」を聴いた。

若い頃は,オットー・クレンペラーの指揮によるレコードの評価が高かった。
私にとっては,バッハのマタイ,ヨハネ両受難曲,ロ短調ミサ,それにこのミサ・ソレムニスは4つの
巨峰のように畏れ多い曲であり,いつでも気軽にという訳にもいかない曲である。

それに引き換え,モーツァルトは気軽に聞くことができる。不遜か?
なぜかというと,モーツァルトはオペラのようであり,ベネディクトゥスなど聞くと歌いだしたくなる。

しかし,4つの巨峰は,そうはいかない。威厳に満ちている。

今日の演奏は,1991年ザルツブルグ音楽祭 ジェームズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィル,スェーデン放送合唱団,ソプラノ:シェリル・スチューダー,ジェシー・ノーマン,テノール:プラシード・ドミンゴ,バス:クルト・モル

久しぶりのこの曲,クレンペラーの指揮に一歩もひけをとらない名演だと思う。ソロはいずれも名唱である。
そのはずだ。当代の名歌手ならではである。
サンクトゥスのヴァイオリンソロも良い。特に,サンクトゥス ベネデクトゥス アニュスデイは2回も聴いた。


午後から雪が振るのか,空はどんより曇っている。昨日の青空がウソのようだ。




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