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スコットランド [音楽]

スコットランドと言えばスコッチの故郷,小生はウィスキーはスコッチ,しかも,煙臭いアイラ島のものが好みだ。
その中でも「ラガ・ヴーリン16年」。
今日はその話ではない。

メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」である。
最近とみにこの曲を聞いている。メンデルスゾーンの最高傑作間違いない。
この曲は10年余をかけて作曲された大作である。メンデルスゾーンは埋もれていたバッハの大作を蘇らせたことでも知られており,モーツァルトは神童,メンデルスゾーンこそ天才だという人もいる。

曲の全体を流れる軽快で歌うような曲調は,若くして世を去った天才の才気のなせるわざであろう。
プロムス・ラストナイトコンサートで演奏されるイギリスの曲に共通する色合いを感じる。

小生は,二つの録音を聞いている。一つはオットー・クレンペラーの60年の録音,もう一つは,クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲバントハウスの録音の二つである。
メンデルスゾーンが指揮し初演したのがライプツィヒ・ゲバントハウスである。マズアの録音は新しいので音は良いが,演奏の切れ味と説得力はクレンペラーか?
名曲である。

クレンペラー・スコットランド.jpg


メンデルスゾーン・スコットランド.jpg


評論家にはペーター・マークの評価も高いようようだ。

今日は,雪の中,忙しい日を過ごし,夜にワインを片手にスコットランドを聞いている。スコッチではない。
メンデルスゾーンと言えば,昔,サヴァリッシュが歌いながら指揮した「オラトリオ・エリア」も良かった。昔の感動を思い出している。年寄りの証拠か?



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