SSブログ

家族の肖像 [映画]

週が代わり,9月になりました。
さすがに30度超えはなくなりましたが,まだまだ暑い日が続いています。

月曜の夜,映画「家族の肖像」を見ました。ルキーノ・ヴィスコンテイ晩年の作品です。
この映画は,ルキーノ・ヴィスコンテイが亡くなった後に国内で上映され,キネマ旬報のベスト1に選ばれた映画です。

ルキーノ・ヴィスコンティ.jpg

「山猫」「家族の肖像」いずれも,主人公の老人をバート・ランカスターが演じています。

ローマの重厚な自宅で,メイド,管理人と一緒に静かに暮らしている老教授の生活を,シルバーノ・マンガーノ演ずる傲慢な夫人とその愛人らがかき乱し,やがて,教授が心を開いていきます。

映画は,すべて老教授の邸宅のセットで撮影され,窓から見えるローマ市内の眺めもセットで行われたようです。

この映画も「山猫」も,バート・ランカスターでなければならなかったでしょう。

アメリカ映画「フィールド・オブ・ドリームス」のシューレスジョーのバート・ランカスターも,彼でなければと納得させられます。

現実の老人の生活は,夜,ワインを飲りながら名画を見たり,音楽を聞いたり,気ままなものです。



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。