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信州の旅(そば.栗.北斎)その1 [旅行]

春から計画し,やっと信州の旅が実現しました。
そして,年寄にはうってつけのJR東日本のリーズナブルな列車のチケットを利用して,初めての信州長野に出かけました。11月5,6日の平日を休業し,7日土曜まで3日間の旅でした。

1日目:戸隠そばの旅

新青森を8時前に出発して12時少し前に長野駅に到着しました。
バスで戸隠まで行くのですが,お昼の腹ごしらえに駅そばを食べました。
戸隠でそば三昧となるのに,駅そばですが,そばどころの駅そばはどのようなものか,興味がありました。
たくさんのきのこののった「きのこそば」,信州は駅そばでもおいしい。

バスセンターで「そば手形」を買い長野駅前からバスで1時間半ほど,戸隠神社中社前まで。
本来は奥社まで行きたかったのですが,そばやさんが3時ころで閉まるらしいのです。そうでなくとも人気店は4,50分待ちのようですから,泣く泣く奥社を省略しました。

樹齢7,800年の杉が眼を惹きます。
御神木.JPG中社前3.JPG御神木2.JPG中社杉1.JPG

戸隠神社中社本殿と由来

中社本殿.JPG
戸隠神社由来.JPG

神社にお参りし,陽が傾きかけた神社後方を望む。戸隠山か?
戸隠山.JPG

戸隠は信仰の山であり修験道の山です。宝永年間の文献にも戸隠の蕎麦切りの記述があり,安永4年の文献でそばの産地として戸隠が挙げられているようです。戸隠の霧と戸隠山の水がおいしいそばを育んだのでしょう。神社にはそばを供えたようです。

私も,この旅の目的の一つを信州のそばを食すことにした次第です。畏れ多いことか。

人気の「うずら家」
旅行雑誌を見ても,この店は人気第一らしい。midoriさんからは,4,50分は待つらしいよと教えられていました。案の定,店の前はベンチに腰かけたお客さんがたくさん待っています。
メモに名前を記し近くの宿舎に荷物を預かってもまだ順番が来ておりませんでした。

そば手形.JPG
うずら家1.JPGうずら家2.JPG

40分後やっと戸隠のそばにありつけることになりました。
白菜の浅漬けつき,そして独特のざるの盛りかた,ぼっち盛というそうです。
ぼっち5つでざるそば1人前。私のそば手形は半ざる4人前ですが,3ぼっちです。

うずら家ざる1.JPG

コシが強くやや太いか。辛目のそばつゆであっという間に平らげた。
そこで,向かいの德善院の「極意そば」にはしごしたが,3時前にもかかわらず,もう店仕舞いだという。
頼み込んで手形1枚をお願いできることに。
宿坊をしていたというこの店は宿泊もできるという。

德善院蕎麦.JPG德善院ざる2.JPG

うずら家よりもやや細く,そばつゆも濃い目で,私にはこちらが好みかな?

そば手形が残っているし,もう少し食べたい。また向かいのうずら家に戻って,半ざる1枚を食しました。
よく食べるものです。この分だと,この旅で体重2キロは増加するかも。

夜食もそばでよかったのですが,たくさんの戸隠そばの名店は,夜の営業なしとのことでした。
やむなく当夜の宿,「国民宿舎宿坊横倉」へ。

国民宿舎.JPG

古い建物で,かつては戸隠神社の宿坊だったとか。
ユースホステルも兼ねていて,おいしい料理と五一ワインをいただきました。

それにしても,戸隠産のそば粉を使い,戸隠神社周辺のそば専門店の数に驚きました。
そして旅行第一日目は,そばに明け暮れました。

明日は,小布施の巻。








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コメント 2

U3

うずら屋あまりにも有名すぎて一度も入った事は無し。
奥社のそば屋は三つくらい入っています。
by U3 (2015-11-08 21:59) 

hitoshi

椅子に座って待っていたご夫婦は,奥社の方がおいしいかもと言っておりました。
by hitoshi (2015-11-08 22:45) 

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