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エラ・フィッツジェラルド/エラ・イン・ベルリン [夜明けのJazz]

夜明けのjazz、エラ・フィッツジェラルドが続いています。
エラを取り上げると、1枚や2枚で終わるわけにはいきません。
前回は、エラ・イン・ハリウッドでしたが、今朝の1枚は、「エラ・イン・ベルリン」です。

エラ・イン・ベルリン.jpg
1960年2月13日録音(ヴァーヴ)エラ・フィッツ・ジェラルドvo ポール・スミスp ジム・ホールg ウィルフレッド・ミドルブルックスb ガス・ジョンソンds

このディスクには「マック・ザ・ナイフ」の副題がつけられているとおり、マック・ザ・ナイフの激唱で人気がありますが、同曲の次の「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」も、サッチモの声色と滝のようなスキャットで語り伝えられるほどの名唱です。
前回の「イン・ハリウッド」での「エア・メイル・スペシャル」同様、エラの名は永遠に残ることでしょう。

以前にも書きましたが、エラの歌唱力は、ほとばしるエネルギーに圧倒されるものばかりではありません。
本盤に収録されている、「ザ・マン・アイ・ラブ(ガーシュイン兄弟)」、「ミスティ(エロール・ガーナー)」、「ラブ・フォー・セイル(コール・ポーター)」など、エラの絶妙な歌いまわしにノックアウトされてしまいます。エラは、スローなものにこそ心が込められているのです。

エラをもう1,2枚聞かなければいけません。また!

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