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津軽半島一周2023.6.17 [花]

仕事の相棒との別れもあとわずか,最後の遠出をすることにしました。
私の自宅(青森市)から津軽半島を陸奥湾沿いに北上し,龍飛岬をまわり小泊,十三湖を経由して,中泊町,金木,五所川原市を経由して青森市までおよそ200㌔,久しぶりにロングドライブをしました。

公務員退職後,今の職業に就きましたが,私一人の零細事務所の唯一の相棒(愛車)も走行10万キロを超え,交代ということになりました。新入りが間もなく着任することになり別れが近くなりました。

今日の津軽海峡は霧と風,近くに見える北海道は全く見えません。
龍飛岬をまわり,小泊に通ずる「龍泊ライン」は濃霧でライトを点けてノロノロ運転しながら,遠くに中泊町小泊が見えるころ,霧が晴れました。
小泊.JPG

陸奥湾奥の青森市と日本海に面する小泊では,植生が全く異なります。
小泊を訪ねる目的の一つは,日本海沿岸の花を見ることです。
今頃咲いている花,まず目についたのはスカシユリです。
スカシユリは陸奥湾北部にも咲いていますが,オレンジの大きな花が上に向いて咲いています。
スカシユリ1.JPGスカシユリ2.JPGスカシユリ3.JPG
海岸の傾斜地に,海に向って咲いています。

ハマフウロ
青森市周辺で見ることはできません。友人と小泊を訪ねて初めて見た時以来この花が大好きになりました。最初はエゾフウロかと思っていましたが,ハマフウロが正しいらしい。
薄紫の丸みを帯びた花弁が美しい。海岸の草むらの中,点々と咲いています。

ハマフウロ1.JPGハマフウロ2.JPG

ハマフウロ3.JPGハマフウロ4.JPG

車を運転しても,せっかちな性分は変わりません。景色を眺めながらゆっくり休憩することなく,ただただ車を走らせます。

せっかく来たのだからと,十三湖のシジミを買い,太宰の生家の近くで馬肉味噌ラーメンを食べて,五所川原市経由で帰ってきました。

花の写真と昼食以外,休憩することもなく,運転しっぱなしの土曜日でした。
相棒との一日,疲れました。


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