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カーリン・クローグ&デクスター・ゴードン/ブルース&バラード [夜明けのJazz]

朝の寝起きが悪いので,「夜明けのjazz」ならぬ「午後のjazz」になってしまいました。
夜明けが早くなれば,朝のうちに記事が書けるのにと思っています。2月になれば,もう少し早く夜が明け,朝食前に書けると思っています?

今日の1枚は,ヨーロッパのメンバーに,当時,アメリカからヨーロッパに拠点を移していた大物ジャズメンの共演です。

カーリン・クローグ/ブルース&バラード.JPG
「ブルース&バラード」1970.5.10録音
カーリン・クローグ(vo),デクスター・ゴードン(ts,vo),ケニー・ドリュー(p,org),ニールス・ペデルセン(b),エスペン・ラッド(ds)

ノルウェー出身のカーリン・クローグと名テナー,デクスター・ゴードンの共演です。
ビリー・ホリデイとレスター・ヤングを連想させる女性ヴォーカルとテナーサックスの共演ですが,レスター・ヤングとは異なり,豪放なデクスター・ゴードンが吹きまくります。
カーリン・クローグはデクスター・ゴードンと呼吸ぴったり,素晴らしいヴォーカル録音です。

中でも,セロニアス・モンクのブルー・モンクが面白い。
そして,B面1曲目「ジェリー・ジェリー」では,カーリン・クローグとデクスター・ゴードンのヴォーカル・デュオを聞くことができます。

ケニー・ドリューのピアノ,ニールス・ペデルセンのベースはさすがですが,ゴードンのテナーは他に追随を許さないゴードン節が聞けます。

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