SSブログ

レナード・バーンスタイン/ブラームス・交響曲第3番 [音楽]

今週は強烈な寒波来襲で真冬日+大雪と予報されており,今朝も自宅前の雪かきをしました。
朝起きると暖房が入っているものの,Tシャツというわけにはいきません。

今朝は,雪かきのあと,前回に続きレナード・バーンスタインのブラームスを聞いています。
第3番,全4曲の中でもやや小ぶりの曲ですが,憂愁のブラームスのなかで,イングリット・バーグマン,イヴ・モンタン,アンソニー・パーキンス出演の映画「さようならをもう一度」に第三楽章が使われており,この曲がよく知られるようになりました。ちなみに,この映画の原作は,フランソワーズ・サガンの「ブラームスはお好き」ですから,作品としては,ブラームスのこの曲ありきから始まっているのではないかと思っています。

バーンスタイン・ブラームス3番.jpg
レナード・バーンスタイン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 ウィーン,ムジークフェラインザール1981年2月録音

ブラームスの交響曲は全曲を通じて憂いを帯びて,哀しげなのが嫌いという方もおりますが,それだけではなく,壮大な曲の構成が良いと私は好んでいます。
この録音も,バーンスタインの音楽は,やや明るさがあり,はつらつとしたものが感じられるのです。
映画に使われた第三楽章を聞くと,ロマン派はブラームスからか?と考えさせられます。
第四楽章の渾身の演奏は,バーンスタインの指揮ぶりが見えるようです。

このCDには「ハイドンの主題による変奏曲」も収録されていますが,こちらの演奏も素晴らしい。「大学祝典序曲」といいこの曲といい,ブラームスの管弦楽作品は名曲揃いです。



nice!(0)  コメント(0)