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デューク・エリントン/In.a.Mellotone [ポートレイト・イン・ジャズ]

七夕も過ぎ,いよいよ夏本番,今朝は早くから暑い。

村上さんは,膨大な録音の中から「In.a.Mellotone」を取り上げています。
この録音は,エリントン楽団にベースのジミー・ブラントン,テナーサックスのベン・ウェブスターが在籍していた1940年から42年にかけて録音されたものからのコンピレーション盤です。
エリントン/イン・ア・メロー・トーン.jpg

村上さんは,若くして亡くなったアイヴィー・アンダーソンの歌唱が入った「ベッドの中の石」を挙げています。心にしみる名唱です。

私は,1曲を挙げれば,ベン・ウェブスターのテナーが泣かせる「オール・トゥー・スーン」です。コールマン・ホーキンスよりもソフトで歌うテナーが好みです。

この1枚は,ジミー・ブラントンを思い出させる企画のように感じますが,ジミーブラントンと言えば,エリントンとレイ・ブラウンによる「ジミー・ブラントンに捧ぐ」というアルバムがあります。
エリントン&レイ・ブラウン.jpg
1972年録音(エリントンが亡くなる2年前)
ピアニストとしてのエリントンのタッチに説得力があります。



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マタタビ2021.7.6 [花とトレッキング]

関東以西では熱海で土石流が起きているように,記録的な雨の被害が出ていますが,当青森では今のところ空梅雨のような状況です。

いつものように,仕事の合間をみて眺望山に車を向けました。
マタタビの白変した葉を見ると,花が気になります。

マタタビ2.JPG

蔓の下に梅のような白い花が咲いています。猫がマタタビに酔うように,私はこの花に吸い寄せられるようなものです。

マタタビ1.JPG

花後の実を焼酎に漬けたマタタビ酒も香ばしくてハイボールで楽しめます。薬効については不明です。

我が家の裏庭のナツツバキ(沙羅)がたくさんの蕾をつけ,少しずつ次から次に開花しています。
椿は実をつけますが,ナツツバキに実はなりません。
一斉に咲かないので長く白い花を見ることができます。

ナツツバキ.JPG

1週間前,スマホにトラブルがあり買い替えたのですが,前のスマホのデータを復元できたとメールがあったので処理をしてもらいました。スマホは生活の相棒,この1週間電話連絡に不便な思いをしました。良かった!


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ホレス・シルバー/ソング・フォー・マイ・ファーザー [ポートレイト・イン・ジャズ]

青森市では,梅雨入り後初めて雨が降ったような気がします。
オリンピックまでひと月を切ったようですが,人の命を犠牲にするかもしれないほどの行事が許されるでしょうか。私は,ワクチンが行きわたるまで,ステイホームを続けるでしょう。

今朝は,和田・村上版「ポートレイト・イン・ジャズ」を追って,というかこの本を歩いて,単行本2冊目の表紙カバーになっているホレス・シルバーの「ソング・フォー・マイ・ファーザー」にしました。

単行本1冊目のカバーは「デューク・エリントン」そして2冊目が今回の「ホレス・シルバー」です。
ポートレイト・イン・ジャズ2.jpg

村上さんは,高校生の頃,ガールフレンドと一緒に米盤の「ソング・フォー・マイ・ファーザー」を買ったそうです。ブルーノートのLPが国内で出たのはその後で,ズシリと重いものだったようです。

ソング・フォー・マイファーザー.jpg
ブルーノート1963年,1964年録音 カーメル・ジョーンズtp,ブルー・ミッチェルtp,ジョー・ヘンダーソンts,ジュニア・クックts,ジーン・テイラーb,テディ・スミスb,ロジャー・ハンフリーズds,ロイ・ブルックスds,ホレス・シルバーp

シルバー以外各2人の名がクレジットされていますが,これは2つのセッションを1枚のLPにしたためのようです。

私は,米盤を持てるようなわけもなく,国内盤ブルーノートを大事にしています。
ジャケットは,シルバーの父ジョン・タバレス・シルバーが芝生に腰をおろし,葉巻をくわえた写真が配置されています。
シルバーの父はポルトガル人,母はアイリッシュと黒人の混血だったようで,ファンキーの祖ホレス・シルバーは,肌の色がそんなに黒くありません。

このLPのタイトル曲は,父に捧げられた曲のようです。
モダンジャズのようでもなく,どこか哀愁があり,懐かしくもあります。

ジョー・ヘンダーソンのテナー・サックスが若々しくて好演です。

ホレス・シルバーのピアノは,何を聞いても楽しくなるのが最大の魅力です。





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眺望山2021.7.3 [花とトレッキング]

梅雨入り以来,雨が降っていません。
朝から曇り空,雨が降るかもしれないと思いながら,山道を歩きだしました。
山中は,海からのヤマセ(東風)が涼しく,汗だくにならず,快調な山歩きになりました。

車を降りて登山口までのアプローチに,白くやわらかなショールのようなオニシモツケがたくさん咲いています。今頃の山道には珍しいものではありませんが新鮮です。

オニシモツケ1.JPGオニシモツケ2.JPG

登山道の両側にツルアリドオシが咲き出しました。

ツルアリドオシ.JPG

里はあじさいの最盛期ですが,山はエゾアジサイが色づいてきました。

山中は色が薄く,道路に出たら青が濃くなりました。

エゾアジサイ1.JPGエゾアジサイ2.JPGエゾアジサイ3.JPG

待っていたマタタビの花,車を走らせてハート形の葉が白変していると「マタタビ」の花が見たくなります。梅の花に似て水がしたたり落ちるような白い花。西口から東口までの県道わきに咲いていました。

マタタビ.JPG

週末,山道を6㌔ほど歩き,ワラビとミズを一掴みずつ摘んで一週間の締めくくりです。

今週も良い時間を過ごしました。


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サンカヨウの実2021.6.30 [グダリ沼と田代平湿原]

今日から7月,今年もちょうど半分を過ぎました。
半期の締めくくりということもあり,6月は慌ただしい1か月でした。
そのような中でも,仕事もほどほど,遊びもほどほどの私は,午前中,八甲田山中・田代平の銅像公園まで出かけました。

春まだ浅いころから,いろいろな山野草が見られる場所ですが,花のその後を点検するためです。

春の花が終わり,サンカヨウが濃い青の実をつけていました。右は5月開花の花です。

サンカヨウの実1.JPGサンカヨウ2.JPG

サンカヨウの実2.JPGサンカヨウの実3.JPG

サンカヨウの実4.JPG
サンカヨウの実5.JPG

待っていた花が咲き,その花が実を結んだ姿を見てホッとする。
わが子を見る思いと通ずるのかな。

お昼に帰ると,半期最後の仕事の連絡がありました。夕方,その処理が終わり今年の半分が終了。


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