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バーンスタイン/マーラー交響曲第5番 [音楽]

暖冬少雪と言われる今冬も,もう啓蟄,地中の虫もはい出てくる季節です。
我が家の鉢植えどころか,庭の福寿草の花芽が膨らんできました。
しかし,ここ2,3日降雪があり,日中でも最高気温4,5℃,寒い毎日です。

1,2月は,暇な毎日でしたが,3月に入り,地中の虫のように慌ただしくなってきました。
午前中は相続登記やら,何やかやと走り回り,昼からバーンスタイン指揮のマーラーを見て(聞いて)います。

今日は,前回の4番に続きマーラー作曲交響曲第5番にしました。
5番と言えば,ルキノ・ヴィスコンティの監督作品「ヴェニスに死す」に使用された第4楽章(アダージェット)によって,マーラーの交響曲の中で最もポピュラーかもしれません。
マーラー4・5・6番.jpg1972年4月,ウィーンフィルハーモニー管弦楽団,ウィーン・ムジークフェラインザール収録

バースタイン50代の渾身の神がかり的演奏は,この曲のベストだと思っています。
アダージェットの指揮ぶりに聞く方も全身の力が引き寄せられます。

この曲のハイライトはアダージェットだけではありません。
是非,冒頭のトランペットのソロを聞いていただきたいのです。
この先を暗示しているようなトランペットです。



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