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グダリ沼と田代平湿原 ブログトップ
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田代平湿原2022.6.2 [グダリ沼と田代平湿原]

仕事の谷間,雨の心配もないようなので,この春最初の田代平湿原に出かけました。
例年であれば5月20日ころ出かけるのですが,5月下旬の悪天候のため今年は遅れました。

八甲田山中,田代平にある高層湿原で,湿原に咲く野生蘭や低地では見られない植物を見ることができます。

ヒメシャクナゲが咲いていました。田代平湿原を代表する花です。
まだ咲き初めで,おちょぼ口が閉じています。

ヒメシャクナゲ3.JPGヒメシャクナゲ2.JPGヒメシャクナゲ2.JPGヒメシャクナゲ1.JPG

ズダヤクシュ 湿原へのアプローチに春一番に咲きます。薬種の名の通り,喘息に効果のある薬草だとか。

ズダヤクシュ1.JPGズダヤクシュ2.JPG

ホウチャクソウも春一番に咲くユリ科の花。どこか清楚な薄緑の花です。

ホウチャクソウ1.JPGホウチャクソウ2.JPG
ホウチャクソウ3.JPG

いつもより遅い出だしだったため,残念ながらショウジョウバカマはもう過ぎていました。
湿原は,これから夏にかけて,トキソウやサワラン,カキランなど野生蘭が姿を見せます。
楽しみです。



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田代平湿原2021.9.15 [グダリ沼と田代平湿原]

最高気温24~5℃,本格的な秋です。まもなく十五夜,そして秋彼岸です。
野山の草花も少なくなりました。

いつものとおり,午前で仕事の区切りがついたので,午後から八甲田山中,田代平湿原を歩きました。霧の中,肌寒い中をパーカを羽織って湿原一周,歩くとポカポカ暖かくなります。

ほかの花は見えずともウメバチソウ(梅鉢草)は咲き続けています。

ウメバチソウ1.JPGウメバチソウ2.JPG

池塘にはスイレン,天気が悪いのでオニヤンマやシオカラトンボの産卵は見られませんでした。

スイレン.JPG

たくさんのナガボノシロワレモコウ

ナガボノシロワレモコウ.JPG

湿原からの道には鮮やかなキノコが見えています。

キノコ.JPG


明日から敬老の日まで三連休ですが,天気はあまりよくないらしい。しかし,よほどのことがない限り山道を歩き続けるでしょう。私の唯一の運動です。
敬老会が開かれると案内が届く年齢になりましたが,このご時世なので中止のようです。
それよりは,山を歩きたい。




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グダリ沼2021.9.12 [グダリ沼と田代平湿原]

土曜は眺望山を歩き,日曜は八甲田山中「グダリ沼」を訪ねました。
休日,身体がムズムズして,自宅で休むことができません。

9月も半ば,間もなく十五夜です。グダリ沼に至る草地にススキの穂が目立つようになりました。

ススキ1.JPGススキ2.JPG

アキアカネが赤くなり,里に降りるのか。

アキアカネ.JPG

アザミに青森の名がついた「アオモリアザミ」が群生しています。

アザミ1.JPGアザミ2.JPG

梅花藻はもう終わったのか。グダリ沼に姿は見えません。水の流れにも,冬枯れが始まったように見受けられます。

グダリ沼1.JPGグダリ沼2.JPG

ノコギリソウ
葉がギザギザ,名の由来でしょうか。

ノコギリソウ.JPG

ハンゴンソウ

ハンゴンソウ.JPG

ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリ.JPG

しばらくグダリ沼に足を向けていない間に,山は秋が深まっていました。


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田代平湿原2021.8.17 [グダリ沼と田代平湿原]

お盆の入り近辺から急に涼しくなりましたが,気温が少し高くなってきました。
今日は,得意先の銀行に成果品を届け,ほかには予定がなかったので八甲田山中「田代平湿原」でひと歩き。

湿原は弱い霧雨で気温17℃,パーカなし長そでシャツで十分です。

今頃の湿原で気になるのはサワギキョウですがどうでしょうか?

湿原を訪れているのは,ほとんどご婦人でした。自然の山野草に興味があるのですね。
不良老人の小生は,その時々の山野草が気になって仕方ありません。

8月の湿原の主役はウメバチソウ(梅鉢草),湿原一帯ウメバチソウです。

ウメバチソウ1.JPG
ウメバチソウ2.JPG

サワギキョウの姿がありました。心なしか,今年はサワギキョウが少ない。
バレーダンサーが踊るような姿には今一つです。

サワギキョウ1.JPGサワギキョウ2.JPG

タチアザミも捨てがたいものがあります。アザミの花粉を求めて蜂や蝶が集まります。
アザミの向こうに八甲田が霞んでいます。

タチアザミ1.JPGタチアザミ2.JPG
タチアザミ3.JPG

ナガボノシロワレモコウも秋の湿原にたくさん見られます。
この花も花粉を求めて蜂や蝶が集まります。

ナガボノシロワレモコウ.JPG
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田代平湿原2021.7.22 [グダリ沼と田代平湿原]

今日は海の日だそうです。国民の休日がオリンピックのために移動し,今日が海の日。
暑い中出歩くのもおっくうですが,さりとて家の中でうろうろするのも嫌なので,海の日に海ではなく山に出かけることにしました。

先週,八甲田山中「田代平湿原」でカキランを見たので,カキラン好きとしては,まだ咲いているだろうと出かけた次第です。

車を降りて歩き出した時の気温25℃,山中も結構な暑さです。

カキランは,まだ,咲いていました。盛期を過ぎましたが,湿原にたくさんこの花を見ることができます。

カキラン3.JPGカキラン1.JPGカキラン2.JPG

木道脇にタチギボウシも咲き出しました。深い紫が魅力です。

タチギボウシ1.JPGタチギボウシ2.JPG

タチギボウシが咲くと田代平湿原では,セットのようにコオニユリが咲きます。この花を見ると夏本番です。

コオニユリ.JPG

湿原の小さい白の5弁の花「モウセンゴケ」の花です。コケとは言うものの食虫植物の花,コケではありません。
根元に粘着性の食虫部分があります。

モウセンゴケ.JPG

フトイ 太いイ草という意味からの名だそうですが,湿原にはたくさん生育しています。

フトイ1.JPGフトイ2.JPG

コバノトンボソウ 私は,山野草の中でも,特に蘭科の植物を好んでいます。トンボソウも蘭科の植物ですが,この姿からは花のように見えませんけれど,れっきとした蘭科の植物です。
薄い緑のため,緑の植物の中にあって,私のような老人にはなかなか見つけにくいのですが,今年は例年になく見ることができました。1年のおわかれです。

コバノトンボソウ1.JPGコバノトンボソウ2.JPG
コバノトンボソウ3.JPG

気温が高くても,湿原を吹き抜ける八甲田おろしの風は気持ちがよい。
家でエアコンの風を浴びるより健康的と言い訳をしながら山を歩いています。


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カキラン2021.7.14 [グダリ沼と田代平湿原]

7月も半ば過ぎ,例年ですと青森は,夜,「ネブタ囃子」の練習の音が聞こえるのですが今年は聞こえません。ねぶた祭りは,昨年に続き中止となりました。

私と言えば,平日でも時間を見つけ山を歩いています。

14日(水)は,八甲田山中「田代平湿原」を歩きました。

7月半ばはカキランが咲くころ,待っていたこの花の季節です。咲いていました。

カキラン1.JPGカキラン2.JPG

これから,湿原はキンコウカの黄に覆われます。

キンコウカ1.JPGキンコウカ2.JPG

キンコウカの中にコバノトンボソウを見つけました。まわりの緑の中に溶け込んでなかなか見つけにくいけれど,花の形が軽妙でこの時期を楽しみにしています。蘭の仲間です。

キンコウカとトンボソウ.JPG

黄色と緑の中にポツンと紫が見えています。サワランです。もう終わりかな。

サワラン.JPG

湿原は,八甲田からの霧が吹きこみ,平地とは違い涼しい風がふいています。
帰りの萱野高原に,花の終わりのノハナショウブが見えました。緑と黄の中の紺や紫のアクセントが美しい。

ノハナショウブ1.JPGノハナショウブ2.JPG


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サンカヨウの実2021.6.30 [グダリ沼と田代平湿原]

今日から7月,今年もちょうど半分を過ぎました。
半期の締めくくりということもあり,6月は慌ただしい1か月でした。
そのような中でも,仕事もほどほど,遊びもほどほどの私は,午前中,八甲田山中・田代平の銅像公園まで出かけました。

春まだ浅いころから,いろいろな山野草が見られる場所ですが,花のその後を点検するためです。

春の花が終わり,サンカヨウが濃い青の実をつけていました。右は5月開花の花です。

サンカヨウの実1.JPGサンカヨウ2.JPG

サンカヨウの実2.JPGサンカヨウの実3.JPG

サンカヨウの実4.JPG
サンカヨウの実5.JPG

待っていた花が咲き,その花が実を結んだ姿を見てホッとする。
わが子を見る思いと通ずるのかな。

お昼に帰ると,半期最後の仕事の連絡がありました。夕方,その処理が終わり今年の半分が終了。


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田代平湿原2021.6.26 [グダリ沼と田代平湿原]

好天の26日土曜は,午前中眺望山を歩きましたが,花が少なかったので昼食後,八甲田山中・田代平湿原に出かけました。
久しぶりのダブルヘッダーでしたが,好きなことをするのは疲れも忘れています。

湿原一帯トキソウが咲いていました。この花は蘭科,薄紫の小さな花ですが6月下旬の代表です。

トキソウ3.JPGトキソウ2.JPG

トキソウ4.JPGトキソウ1.JPG

木道にもニッコウキスゲがたくさん。

ニッコウキスゲ2.JPGニッコウキスゲ1.JPG

水辺にツルコケモモの小さな花が見えました。湿原は木道以外立ち入り禁止ですが,池塘や湿地は地盤が軟弱で踏み入れると足を取られます。実は大分以前の経験者です。

ツルコケモモ.JPG

6月も明日で終わり,もう7月です。
湿原の7月は,いよいよカキランの季節です。田代平湿原で楽しみにしている花です。


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田代平湿原2021.6.11 [グダリ沼と田代平湿原]

以前,週休3日にすると書きましたが,現在もそのつもりで仕事をしています。
そのつもりでとは,私の仕事はお客様次第で,ご要望があれば,速やかに対応したいと思っています。世間では金曜は仕事が動いているわけで対応できなければいけません。

私の場合どうするか。金曜の予定がない場合,例えば午前は山歩きをするとして,お客様から携帯に連絡があれば,昼過ぎ帰宅して午後一番に対応するというように対処しています。
私の仕事は,事前に予約があるので,余程のことでない限り,このような対応で対処できています。言ってみれば,「希望的週休3日制」とでも言いましょうか。

ということで,先週金曜は朝から八甲田山中「田代平湿原」に出かけました。
山中でも暑い日でした。湿原は,私のようなお年を召された方ばかり,世俗から離れ,八甲田の自然を求めるのは皆さん同じです。

ワタスゲが湿原に広がり,れんげつつじのオレンジがアクセントになっています。

ワタスゲ.JPG

白い小さな花のかたまりがありました。葉を見るとツツジのような。帰って調べてみると「エゾイソツツジ」,山中でイソ(磯)とは如何に?

エゾイソツツジ.JPG

ツマトリソウは,今頃,あちらこちらに咲いています。

ツマトリソウ.JPG

帰りにはいつも,銅像公園に立ち寄ります。
車を降りてすぐのところに好みの植物があります。

先週来た時には花はまだでしたが,ササバギンランが花をつけていました。
眺望山では,いつも咲いている場所にギンランの花がみえません。
この花は,清楚な立ち姿に潔さを感じます。

ササバギンラン2.JPGササバギンラン1.JPG

傍らにオオヤマオダマキ。里のオダマキは紫,こちらは黒っぽい。

オオヤマオダマキ.JPG


お昼過ぎに帰宅し,知人から郵送された仕事の依頼を片付け,3時の歯医者の予約を受診して金曜の1日が終わりました。
週休3日の金曜は,忙しくもあり,充実感もあり,仕事一辺倒の生活から抜け出す私のスタイルです。


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田代平湿原2021.6.2 [グダリ沼と田代平湿原]

週の真ん中でしたが,仕事に区切りがついたので,午後,八甲田山中「田代平湿原」に出かけました。例年,5月下旬に出かけるのですが,今年は少し遅くの出だしだったので「ショウジョウバカマ」に間に合わないか心配でした。

田代平湿原は,新田次郎の「八甲田山死の彷徨」の舞台となった田代平にある高層湿原で,多数の池塘が点在します。

ヒメシャクナゲ 湿原を代表する春の花です。湿原を訪れるとショウジョウバカマの次に咲く,小さなおちょぼ口。

ヒメシャクナゲ1.JPGヒメシャクナゲ2.JPGヒメシャクナゲ3.JPG

チングルマ 田代平湿原には大きな群落はありませんが,毎年少し見ることができます。
このように小さいけれどチングルマは木です。

チングルマ.JPG

やっぱりショウジョウバカマは花の時期を過ぎていました。ショウジョウバカマは田代平湿原の春の幕開けの花ですが,間に合わず残念でした。花の後の姿です。

ショウジョウバカマ.JPG

湿原を後にして車に帰る道端には,ズダヤクシュが見えました。ヤクシュとは薬種,古来喘息の薬らしい。

ズダヤクシュ1.JPGズダヤクシュ2.JPG

ズダヤクシュのすぐそばのホウチャクソウ
眺望山のホウチャクソウを紹介しましたが,田代平湿原のものは丈が低い。毎年,湿原に向かう途中目にすることができます。

ホウチャクソウ.JPG

ウワミズザクラ 山に咲くこの桜は花の塊です。湿原のアプローチにある一本の桜です。

ウワミズザクラ1.JPGウワミズザクラ2.JPG

その年により,山に咲く花の状況が随分異なります。今年は開花の時期が早い。
温暖化の影響か。ショウジョウバカマはやけに早かったし,ヒメシャクナゲは花が少ないような気がします。

湿原の帰りに立ち寄る銅像茶屋裏の花が見えません。いつも楽しみにしているサンカヨウもありません。今頃はいくつもの花が迎えてくれるのに姿がありません。

平日の午後,今年最初の八甲田,晴れた空の下,ひと歩きしました。
今日は,朝から仕事です。


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