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ジョージ・ウォーリントン/カフェ・ボヘミアのジョージ・ウォーリントン [夜明けのJazz]

高校の卒業式が終わり,間もなく公立高校の入学試験が始まります。
あの頃どのような生活をしていたのか,思い出せないほど遠い昔になってしまいました。

まだ20代だったころ,幻の名盤と言われていたジャズのLPが国内盤として売り出されて手にしたものが何枚か手許にあります。
今朝の1枚もそのようなLPです。

ジョージウォーリントン/カフェボヘミア.jpg
1955.9.9プログレッシブ原盤 ジョージ・ウォーリントンp ドナルド・バードtp ジャッキー・マクリーンas ポール・チェンバースb アート・テイラーds

プログレッシブのLPは,私の持っているもののの中でこの1枚だけです。
ジョージ・ウォーリントンのリーダー作もこの1枚だけです。
派手に売り出したピアニストではないのですが,彼のピアノはビ・バップ本流の雰囲気を持っています。

このLPは,ニューヨークのジャズクラブ「カフェ・ボヘミア」でのセッションを録音したものです。
ドナルド・バードのトランペットとジャッキー・マクリーンのアルト・サックスがバリバリ吹きまくり,リーダーのピアノはしゃしゃり出ず抑えめのプレイをしています。

そのような中,ポール・チェンバースがアルコを弾いて気をはいています。
「ベース・オン・トップ」で聞かせる弓弾きを,このLPの激しいセッションで聞くことができます。

ヴァン・ゲルダーの録音という割に,音がイマイチというのが難点です。



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