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枝垂桜 [花]

今日は昭和の日,もちろん昭和生まれです。

我が家の枝垂桜が満開です。
八重の薄紅が咲き誇っています。

花見に出かけることなく,毎日,庭の花で季節の移ろいを実感しています。

八重紅枝垂2.JPG八重紅枝垂1.JPG

八重紅枝垂3.JPG八重紅枝垂4.JPG


青森市でもクラスターが続発しています。

夜になると飲みに出かけたくなるのでしょう。ゴールデンウィークが正念場です。

ステイホーム,たまに,山を歩きます。夜は,自宅で好みの酒を少し。

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シラネアオイ [花とトレッキング]

ゴールデンウィークが近づいてきました。
庭の木蓮,梅,桜もあっという間に終わりました。
しかし,山は雪が消え,これから花の季節です。

そんなに標高の高くない場所でも見られる代表的な花,シラネアオイです。
昔,工藤先輩,Gakさんとゼンマイ採りの沢に毎年咲いていました。
二人は亡く,私一人では足が遠のきました。
薄紫のこの花を見ると二人を思い出します。

シラネアオイ1.JPGシラネアオイ2.JPG


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ヒメホテイラン2021.4.24 [花とトレッキング]

24日土曜,晴れ上がりました。
先週土日は悪天候だったため,眺望山歩きを諦め,一週間じっと待っていました。

1年待っていたヒメホテイラン,神秘の微笑みを。

ヒメホテイラン2.JPGヒメホテイラン1.JPG

2週間前は頂上まで雪がありましたが,登山道には一部わずかに残るもののほとんど消えていました。

昨年青かった実が赤く色づいたアオキ

アオキ.JPG

大きく分厚い葉の中心に小さな白い花,ツバメオモトはまだ蕾です。
この花の頃はいよいよヒメホテイランの開花です。

ツバメオモト3.JPGツバメオモト2.JPG

ミヤマカタバミも咲いていました。里のカタバミよりも大きく,色は白,薄紫,カタバミは我が家の家紋です。

ミヤマカタバミ1.JPGミヤマカタバミ2.JPG

桜を待ちわびる人のように,春,この山を訪れる人の多くがヒメホテイランを見るために上ってきます。
頂上のベンチで湯を沸かし,時間をかけてドリップコーヒーとミニ羊羹でコーヒータイム,そのあとでヒメホテイランと対面しました。

帰りは,西口登山道8合目まで歩いて引き返し,中央口に下りて東口駐車場まで歩きました。
5,6㎞歩きましたが,疲れもなく,むしろ春の山は爽快でした。



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ビリー・ホリデイ [ポートレイト・イン・ジャズ]

北国の桜はもう散り始めました。
あっという間の桜です。

和田誠・村上春樹版「ポートレイト・イン・ジャズ」を徹底的に聞いていこうという私の試み,今回はビリー・ホリデイにしました。

新潮文庫版はボロボロになったため2冊目を買いましたが,文庫版だけでは飽き足らず,単行本2冊も買いました。何よりも,和田さんの絵がいいからです。
単行本の表紙カバーが素晴らしい。

表紙カバーのおもて面「エリントン」裏面「ビリー・ホリデイ(この絵がCDジャケットになっている)
ポートレイトインジャズ1.jpgビリーホリデイ.jpg

村上さんは,1930年代のビリー・ホリデイのレスター・ヤングとの共演盤を取り上げています。
後年,麻薬の常習により,声がボロボロになってからの録音について,聞く機会が増えてきたと書いています。私は,晩年の「レディ・イン・サテン(CBS)」を好んでいます。この世の喧騒から解き放たれたかのような,オーケストラをバックにした悟りのようなものを感じるからです。

村上さんのような12インチ盤など入手できるはずもなく,和田・村上版に迫る私の音源は,CBSのコンピレーションCD「ビリー・ホリデイ+レスター・ヤングー a musical romance」です。
このCDは,CBSの音源の中からビリー・ホリデイがレスター・ヤングと共演している16曲を集めたもので,その中に,村上さんが本の中で迷わず挙げている「君微笑めば」が入っています。

コンピレーションCDに入っている他の曲もいいものばかりですが,「君微笑めば」は,とびっきり明るく,レスター・ヤングのテナーに歌い返すのです。

ビリーホリデイ+レスターヤング.jpg

村上さんは,「あなたが微笑めば,世界そのものが微笑む」とビリーの歌唱を訳していますが,レスター・ヤングのソロも絶賛しています。
このような二人は夫婦だったのですから。

アメリカ・コロンビア時代のコンプリートCD「LedyDay」10枚には1933年から1944年のCBS音源が収録されており,もちろん,今回の演奏も入っています。

レディデイ(ビリーホリデイ).jpg

ヴァーヴの最晩年の録音は,妙に音が明瞭でどこか,しっくりこないのはなぜでしょう。
30年代のビリーに魅了され続けているからでしょうか。

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サンカヨウ [花とトレッキング]

木蓮,梅,桜が咲き,強い風がふいています。
木蓮の大きな花びらは開いたかと思えば,風に吹かれて茶色に変色してしまいます。楽しむのはあっという間。

山の植物は自然の風雪に耐えて,時期が来れば花をつけています。
龍飛岬の行者ニンニクを採りに行った時,日当たりの良い尾根に咲いていたサンカヨウです。
見たい見たいと思っていた花ですが,3年ほど前に突然目にすることになりました。
その後は,あちこちで目にすることになりました。

だいすきなサンカヨウです。

サンカヨウ2.JPGサンカヨウ1.JPG

いよいよ山も,雪解けの後の花の季節到来です。


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我が家の花見 [季節]

北国青森にも花見の季節がやってきました。
とは言っても,花の名所に出かけるのではありません。生垣の花を見て,巣籠りの中で好きなお酒をいただきます。

息子夫婦も都会で出かけられずにいることでしょう。
息子は単身赴任しているので,夫婦が会うこともままならないはずです。

親は,さびしく,窓を開け,桜色のシャンパンで花見酒です。

梅も雨に濡れています。
我が家の梅1.JPG我が家の梅2.JPG

史上最速の桜の開花
我が家の桜1.JPG我が家の桜2.JPG

3月末から少し仕事が忙しく,今週も複雑な仕事が待っています。
昨日の日曜日は,点検をして,ミスのないようにチェックを念入りに。

そうこうしているうちに,ゴールデンウィークがやってきます。
高齢者は,わくわくする気持ちも薄れました。ひたすら山道を歩きます。




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カタクリ [花]

せっかくの土曜日ですが,明日にかけて大荒れの報道が出ています。
このような日は,自宅で仕事の整理をしながら音楽を聞いているのがいいでしょう。

私にとっての花は,季節を表すものであり,私が目指している花のほとんどは日本に由来するものです。
いつもであれば,土曜は眺望山トレッキングと春の山野草を見るのですが,小雨の中,青森市西部のため池の土手に咲いている終期のカタクリを訪ねました。

溜池の堤防に今年もカタクリが咲いています。
小さなかたまりがいくつも薄紫の花をつけていました。もう終期です。雨に濡れたカタクリの花です。

カタクリ5.JPGカタクリ6.JPG

カタクリ1.JPG
カタクリ2.JPG
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古来,先人は,このカタクリの根からでんぷんを採っていたそうで,これが片栗粉というのですが,よほどの量が必要でしょうね。現在は,その原料はジャガイモのようです。

溜池への道,ヤマネコヤナギが目につきました。私は春のヤマネコヤナギが大好きです。
山猫なのか山のネコヤナギなのか,名の由来に興味があります。

ヤマネコヤナギ1.JPGヤマネコヤナギ2.JPG

来週末には,いよいよ眺望山のヒメホテイランが見られるか?胸が躍ります。


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キャブ・キャロウェイ [ポートレイト・イン・ジャズ]

青森でも桜の開花宣言です。

映画「ブルース・ブラザーズ」をご覧になった方は,立派な体躯と存在感のある姿をご覧になったでしょう。
今回のポートレート・イン・ジャズは,村上さんもその「ブルース・ブラザーズ」に言及しているキャブ・キャロウェイです。

私がキャブ・キャロウェイの姿を映像で見るのは初めてでした。
かつて,コッポラ監督の映画「コットン・クラブ」にデューク・エリントンやキャブ・キャロウェイの実名が出ていました(俳優が演じていた。)。ちなみに,この映画の主役のモデルは,文庫版のカバーに描かれている,コルネット奏者のビックス・バイダーベックと言われています。

1930年代のアメリカで,甲高く他にまねのできない熱唱に人気があったのですが,村上さんはブルース・ブラザーズでの彼を怪唱と言っています。

ガーシュインは,オペラ「ポーギーとベス」で,キャブ・キャロウェイをモデルにした「スポーティング・ライフ」というキャラクターを作り,キャブ・キャロウェイが出演したようです。
スウィングの時代,キャブは,自身のバックバンドを持ち絶大な人気を博していました。

たまたま,私の持っている,当時のビッグバンドのテーマ音楽を集めた「ビッグバンド・ヒットパレード」というCDに,キャブ・キャロウェイの歌う「St.James・Infirmary」が入っており,この曲こそポギーとベスのキャブ・キャロウェイが舞台で歌ったものでした。
スイングの時代のスターの歌声が,後年ディジタルで録音されていることに感慨深いものがあります。
このCDは,シンシナティ交響楽団に,レイ・ブラウン,ジェリー・マリガン,デイヴ・ブルーベック,ドク・セベリンセンなど多数のジャズプレイヤーが加わっています。

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あの甲高い一種異様な声から,小柄なイメージを抱いていましたが,ブルース・ブラザーズで巨体ぶりを知りました。ブルースブラザーズ2000にはキャブの姿はありませんでした。亡くなった後の製作でしたね。

人気絶頂期のキャブ・キャロウェイ「ミニー・ザ・ミューチャー」で彼の熱唱をどうぞ!晩年の姿も見ることができます。
https://youtu.be/8mq4UT4VnbE




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梅開く [花]

北国にもようやく春の花の時季がやってまいりました。
我が家の梅,木蓮,桜の第一陣が花を見せてくれました。

津軽では,梅,桜,木蓮など少しの差がありますが,ほとんど同時期に咲きます。

その三つとも,蕾に少し花が開きました。


梅1.JPG梅2.JPG

白木蓮 この花が咲くころは,強い風に大きな花弁が痛々しい姿になります。
花に嵐の例えもあるさ!のとおりです。まだ大丈夫。
白木蓮.JPG

桜 蕾が赤く膨らんできました。花見に出かけることはなく,じっと家に籠って花見酒か。
桜.JPG

昨日は,八戸の裁判所に仕事で出かけましたが,裁判所敷地内は桜が花盛りでした。


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イワナシ [花とトレッキング]

金曜は春の雪,明けて土曜は晴天になりました。
待ちかねていた今年最初の眺望山,心浮き浮き出かけました。

東口登山道には足跡もなく,点々と続く動物の足跡のとおり歩き出しました。
アルミのワカンを履かなくとも雪は締まっており,頂上まで歩くことができました。

毎年カメラに収めるヒバの幼木は,歩き出しておよそ10年,丈が伸びたとも思えません。
この山はヒバの大木がたくさん生育していますが,どれだけの年月をかけて成長しているかがうかがえます。

雪の道.JPGヒバ幼木.JPG

本日の目当ては,眺望山の春一番の花「イワナシ」を見ることです。
登山道の残雪を踏みしめた先に咲いていました。
雪の残る斜面の砂糖菓子のような薄いピンクの花です。

イワナシ3.JPG
イワナシ1.JPGイワナシ2.JPGイワナシ4.JPG


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